人事支援サービス「CORNER」を運営するコーナーは12月17日、AI活用を専門に担う社内横断組織「AIエンハンスメント・ラボ」を立ち上げたと明らかにしました。対象は社内業務の生産性向上と、顧客企業に対する人事・組織課題支援の品質向上、新サービスの企画検証です。
ラボの取り組みは主に3つです。1つ目は営業・マーケティング・人事・管理などの定型業務をAIで自動化し、Google WorkspaceやSalesforce、Slackなど既存の業務基盤と連携して業務フローを最適化すること。2つ目はプロジェクト支援の精度向上で、面談記録の要点抽出や質問の標準化によるスキル評価の再現性向上、応募書類からの要件合致度分析による書類選考の自動化、評価コメントの比較による基準の偏り可視化、活躍人材の行動特徴抽出による育成・配置検討の高度化などを想定します。3つ目は、AIによる解析とプロ人事の暗黙知の体系化を組み合わせ、個社別コンサルの枠を超えた新たな提供モデルを検討します。
体制は社内のコンサルタント、AIエンジニア、マーケティング人材の選抜メンバーで構成し、PoC(概念実証)の短期実装と実務適用を同時に進める方針です。今後は人事領域におけるAI活用の実践知を蓄積し、意思決定の質向上と人的資本価値の向上につなげる展開を見据えます。
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source: PR TIMES
